『新行動経済学読本 地域活性化への行動経済学の活用』(編著:水野勝之代表・土居拓務研究員)が2021年11月30日に明治大学出版会(発行:丸善出版)から発刊されました
- 経済教育研究センター事務局

- 2021年12月7日
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更新日:2023年12月7日
著者である水野勝之は大学教授として、土居拓務は学部生、後に補助研究員、客員研究員として10年以上、地域活性化の研究に取り組んできました。
東京都千代田区の神田駅前商店街にあった空き店舗を群馬県嬬恋村のアンテナショップ「ふれあい神田市場」として開店したことに始まり、地域経済の活性化にかかるフィールド研究を多数実践してきました。
アンテナショップの運営を通じた地域データの収集、福岡県大牟田市の古着販売における地域の潜在的な需要供給調査の実験、北海道浦幌町で行った聞き取り調査など、様々な実験・調査・研究を行い膨大な知見を蓄積してきました。
例えば、アンテナショップの運営で得られた知見などは『ジビンカ・レストラン シャッター街の奇跡の再生物語』(東京図書出版)の題材になっています。
本書は行動経済学の基礎理論を活用して地域活性化を目指す読者に向けて執筆しました。いわゆる行動経済学の基礎理論のほか、様々な地域活性化の取組事例や成功の秘訣を織り込んでいます。
地域にとって真に価値ある事業はどのようなものか。
どのように地域活性化事業や政策に携わるのがよいか。
長年の地域研究で得た知見をもとに、地域活性化の理論を説明します。
行動経済学理論を学習しつつ、地域活性化の知見を得る一助になることを祈念します。
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