当研究センターの土居拓務研究員が符号条件付き回帰分析アプリケーション「SignReg」を開発・公開しました。
- 経済教育研究センター事務局

- 2月16日
- 読了時間: 1分
更新日:9月29日
回帰分析とは、ある変数(目的変数)と他の変数(説明変数)の関係性を定量的に分析する統計手法です。
しかし、通常の回帰分析では、説明変数の係数がプラスになるのかマイナスになるのか事前にわからず、これがデータ分析の際に課題となることがありました。
本ツール「SignReg」では、この問題を解決するために符号条件付き回帰分析を実装しています。符号条件とは、回帰係数の正負を事前に指定できる機能を指し、経済学や社会科学の理論的な仮定をより柔軟に反映できるようになっています。

土居拓務(DOI,Takumu)
符号条件付き回帰分析アプリケーション「SignReg」
DOI, Takumu (2025). SignReg
2025年2月13日公開
本ツールは、Python,GitHub,Streamlit にて作成しています。
Excelファイル(.xlsx)(ファイルサイズ200MBまで)をアップロードすることで簡単にデータ解析を行うことができます。
今後も、経済分析の発展に貢献するツールを開発・公開いたしますので、ぜひ「SignReg」をご活用ください。
≪実際の分析画面(動画)≫


