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当研究センターの土居拓務研究員がGyeongsang National Universit(慶尚大学校)にて特別講演を実施しました。

  • 執筆者の写真: 経済教育研究センター事務局
    経済教育研究センター事務局
  • 3月28日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月26日

 当研究センターの土居拓務研究員は、韓国・晋州市にあるGyeongsang National Universit(慶尚大学校)から招聘を受け、2025年3月19日(水)に元韓国経済教育学会長の金景模(Kim Kyung-Mo)教授の講義内にて特別講演を実施しました。また、2025年3月18日には、水野勝之代表、月岡忠氏らと共にBusan National University of Education(釜山教育大学)の金龍珉(Kim Yong-Min)教授を訪問し、韓国と日本における歴史や文化の違いについて意見交換を行いました。


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 今回の特別講演では、「What kind of environment do Japanese university students think is conducive to innovation? - An analysis based on teaching practice using CORE-ECON Unit 21 -」というテーマをもとに、日本の大学でCORE-ECON Unit 21を導入して行われた議論の成果を共有しました。講演内容は、日本の大学生がイノベーション創出に重要と考える要素について分析したものであり、主なポイントは以下のとおりでした。


イノベーションに重要な要素

・多様性・異分野・国際的交流(24%)

・技術革新と市場条件(21%)

・組織風土とオープンなコミュニケーション(17%)

・外部環境要因と社会的課題(17%)

・資金力・研究力・技術的基盤(12%)

・リスク許容と挑戦的文化(10%)

注.カッコ内は抽出された各要素の全要素に対する割合です(DOI,Takumu 2025)。


 これらの結果を踏まえ、講演後には韓国の大学生たちとの活発な議論も行われました。日韓双方の学生が持つ多角的な視点は、イノベーションのあり方を再考する上で大いに刺激となると考えられます。


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